今日,大学正門前のスタバ内で,カミさんと大学界隈のバスの運航経路について話していたら,隣りに坐っていたバークレーの学生から話しかけられた。その学生は,大阪の高校卒の学部学生(学部は工学部系統であったが詳しくは忘れた)で,3年生という。彼からバスの経路などを詳しく教えてもらった後,UC,Berkeleyの日本人学生,就職活動のやり方などを尋ねたりして,いろいろな雑談を交わした。その中で,初めて知ったことが多く,以下に書き留めておきたい。

まず,バークレーに入学した学部学生における日本人の数についてである。彼によれば,1つの学年につき,バークレー校全体で20人にも満たないと言った。アメリカに住む日系(Japanese American)を合わせも60人程度であるという。「そんなに少ないのですか!」と疑問を投げると,「そうなんです。少ないんです」と返答。

あらためて,以下のUC,Berkeley公式HPで実態を見てみると,次のようになっている。
http://opa.berkeley.edu/…/files/undergradprofile_may2016.pdf
http://opa.berkeley.edu/uc-berkeley-fall-enrollment-data

2015年秋のセメスタ段階で,バークレー校には27,500人の学部学生が在籍している(大学院生を含めると約38,000人)。因みに,同年秋の入学生(他大学からの転入者を除く)は,5,550人。出身地域別にみると,カリフォルニア州が約20,141人(73%),他州3,584人で,外国籍は3,771人,全体の14%に過ぎない。

興味があるのは,その民族構成である。
上記の表にもあるように,「白人(White)」が約7,400人で31%に過ぎず,アジア人が9,697人で,全体の41%を占めている。アジア人のうち,ダントツに多いのは言うまでもなく中国人(4901人)であり,2位が韓国(1306人),3位ベトナム人(889人)であり,日本人は451人に過ぎない。しかし,この統計ではこれら民族とは別に外国籍(「international」)が3714人と示されているので,上記の構成はすべて中国系アメリカ人,韓国系アメリカ人,ベトナム系アメリカ人,そして日系アメリカ人の人数と構成であろうと思われる。

したがって,スタバの中で,話を交わした彼のような,純粋に日本の(大阪の)高校を卒業してそのままバークレーに入学者した者は,極めて希な存在なのであろうと思われる。実際,アメリカ人でも,日本の東大なみの学力がないと入学できない難関大学で,まして英語力でハンディを負った日本人高校生が入学するのは並大抵のことではないと推測する。

近年,文科省は、日本人の高校生のうち,海外の大学に入学する学生が極めて低下している事実を問題化し,海外留学生の大量受け入れと同時に送り出しにも力を入れているが,官僚の発想に立てばそれはある面で解るような気がする。

次に,バークレーの日本人学生の就職活動の方法についでである。これも当該学生に聞き,あらためて「へー」と思った。この説明はまた別の機会で。